5面 区の手続きや催し物の問い合わせ、がん検診の申し込みは、はなしょうぶコール 電話6758-2222 午前8時~午後8時 年中無休 ファクス6758-2223 電話番号の表記のない記事に関する問い合わせは、はなしょうぶコールへお問い合わせください。 葛飾区ホームページ http://www.city.katsushika.lg.jp 「全○回」とある講座は、全ての日程に参加してください。費用の記載がない事業は無料です。多数抽選の記載がある事業は、定員を超えた場合抽選します。ハガキ、ファクスによる申し込みは原則1人1枚です。詳しくは区ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。 タイトル かたりつぐことが平和を守る 69年前の広島・長崎では、原子爆弾によって、多くの貴い命が一瞬にして奪われました。今もなお後遺症に苦しんでいる方が多くいます。  区では核兵器廃絶と世界の恒久平和を願い、積極的に非核平和事業に取り組んでいます。  戦争の記憶を若い世代に伝え、平和への思いを受け継いでいきましょう。  【担当課】 総務課 電話 (5654)8141 長崎での被爆体験 富永 保(とみなが たもつ)氏 今でも原爆のことはよく覚えています。  1945年8月9日、当時私は小学6年生で、爆心地から3.6㎞の場所にあった自宅で、家族と一緒に過ごしていました。  上空に1機の敵機が飛んでいる、と警戒警報があり、午前11時2分、妙な静けさの後、原爆が落ちました。  私は爆風で地下の防空壕の中に転がり落ちました。爆風は爆心地に引き込むような力で、一瞬で家を壊し、街は無くなっていました。  真っ黒な煙が舞い上がりしばらく何も見えず、煙が収まると逃げていく人で道が埋め尽くされました。  山の中腹にある神社へ避難すると、長崎の街が火で燃えているのが見えました。火事は大きくなり、逃れてきたたくさんのけが人で神社があふれました。次の爆撃を恐れ、皆必死で地面にはいつくばっていました。  全身にやけどを負った人は、熱くて苦しいので水を欲しがりました。しかし、水をあげたら死んでしまうからだめだ、と周囲に止められたことを強く覚えています。  それまでは当然のように大人になったら兵隊になる、と考えていましたが、あの光景を見たとき、日本は戦争に負けると思い、頭が真っ白になりました。私と家族は軽傷で済みましたが、友人たちの消息は分からないまま、翌日には自宅を離れました。 思いを伝え続けることの難しさ  多くの人が目の前で苦しむ姿は、戦争を知らない今の時代の子どもたちにはきっと想像もできないでしょう。  戦争や被爆を体験した世代も高齢になり、体験を話せる人も少なくなってきました。  以前は被爆したことを隠したい気持ちがありましたが、今は体験談を話し、少しでも戦争反対の気持ちを若い世代に伝えていきたいと思っています。 タイトル 戦争と平和についてかたりつぐ  7月17日、南奥戸小学校で平和集会が開かれ、葛飾原爆被爆者の会(葛友会)の皆さんが出席しました。  長崎で被爆した奥田萩子(おくだはぎこ)さんが、自身の被爆体験について語り、子どもたちは真剣に聞き入っていました。 子どもたちからの質問  戦争中、原爆で家がなくなった子どもはどこで暮らしたのですか。  畑の隅で敵に見つからないように黒い布をかぶって生活していました。  学校がなくなって、勉強はどうしていたのですか。  焼け残ったお寺で入学式や勉強をしました。 子どもたちが感じたこと  「戦争で壊れた家なら直せるけど、人の心は治せないと思った。」  「話を聞くだけで胸が苦しかった。この貴重なお話を私が世界中の人に伝えていきたい。」  「戦争がなぜ起こってしまうのか不思議だ。もしけんかになっても、よく話し合えばいいのではと思います。」 平和を願う思いを伝え続けよう  8月1日、テクノプラザかつしかで核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現を祈念する「非核平和祈念のつどい」を行いました。  参列者による黙とう、千羽鶴の懸架および献花の他、南奥戸小学校の代表児童18人が自分たちで考えた詩と合唱を発表し、戦争のない平和な世界をつくろう、と呼び掛けました。 今、私たちが普通だと思っていることが 実はとても大切なことなのだと気がついた 僕たちに私たちに 今できることは 何だろう それは何げない毎日の中にある みんな仲良く力をあわせ つくっていこう 僕たち私たちの未来を! ▼南奥戸小学校児童が発表した詩(一部抜粋) 講座・講演会 タイトル NPO法人の会計・実務をマスター 全2回 9月1日(日)・8日(月)午後6~9時 区内在住・在勤・在学の方20人 脇坂誠也氏(税理士) 2千円 電話で8月25日(月)まで(多数抽選)。 市民活動支援センター(立石3-12-1) 電話(3694)7710 地域振興課 タイトル 就職支援セミナー  応募書類の書き方や面接対策などを学びます。各日同じ内容です。 9月4日(木)・11日(木)午後1時30分~3時30分 金町地区センター(東金町1–22–1) 各日30人 8月18日(月)午前9時から電話で(先着順)。 青戸ワークプラザ 電話(3604)8609 産業経済課 タイトル 就葛(しゅうかつ)!ジョブミーティング 参加企業・参加者募集  若者と企業採用担当者の交流イベントです。事業者の方は会社のPRに、就職希望の方は企業研究に、気軽にご参加ください。  雇用保険を受給中の方には、活動実績となる証明書を発行します。 9月19日(金)▽午前10時〜正午/参加者準備セミナー▽午後1時〜3時30分/交流会 区内企業5社・39歳以下の方20人 8月18日(月)午前10時から電話で(先着順)。 しごと発見プラザかつしか 電話(5680)8765 産業経済課(青戸7–2–1テクノプラザかつしか内) タイトル 西水元水辺の楽校(がっこう)親子自然観察会  網を使って魚やカニなどを採取し観察します。 9月7日(日)午前10時〜正午(小雨決行・荒天時中止) 西水元水辺の公園(西水元2–2先) 小学生と保護者20組 1人50円 半ズボン、汚れてもよい靴(靴のまま水に入ります。サンダル不可)、靴下、着替え、帽子、タオル、ビニール袋 8月18日(月)午前9時から電話で(先着順)。 公園課 電話(3693)1777 タイトル 生きものレポーター学習会  水元かわせみの里専門員と、水元小合溜周辺の生き物調査を行います。参加者は、学習会終了後、生きものレポーターとして、身近な地域の生き物調査などにご協力ください。 9月13日(土)午前9時30分〜11時30分(雨天決行) 小学5年生以上20人 8月17日(日)午前9時から電話で(先着順)。 水元かわせみの里(水元公園8–3) 電話(3627)5201 公園課 タイトル 政治家は有権者に寄附を「贈らない」 有権者は政治家に寄附を「求めない」 政治家から有権者への寄附は「受け取らない」 寄附禁止のルールを守って明るい選挙を実現しましょう 【担当課】 選挙管理委員会事務局 電話5654-8493~6