12面 区の手続きや催し物の問い合わせ、がん検診の申し込みは、はなしょうぶコール 年中無休 午前8時から午後8時 電話6758‐2222 葛飾区ホームページ http://www.city.katsushika.lg.jp タイトル みんなで省エネ!環境にやさしい快適な暮らし方 家庭用蓄電池編  災害時に電気が使えて省エネにも役立つ、家庭用蓄電池をご紹介します。 【担当課】 環境課 電話5654‐8228 家庭用蓄電池って?  蓄電池とは、電力会社から供給される電気や、太陽光発電などによって発電した電気を貯めておき、必要になった際に使用できる電池です。  家庭用蓄電池は、一般家庭での生活に必要な家電などが利用できる規模のものです。 家庭用のコンセントにつなぐものや、建物の分電盤に取り付けるもの、電気自動車・プラグインハイブリッド車に搭載したものなどがあります。 災害時にも電気が使えます  地震などの災害時、電力会社からの電気の供給が止まってしまうことが考えられます。 その場合でも、蓄電池があれば貯めておいた電気を利用できます。 太陽光発電システムなどを同時に設置することで、昼間発電した電気を夜間でも利用できます。 ピークシフトで環境負荷の低減も  電気使用量の多い夏の昼間などの時間帯に、夜間に充電した電気を利用して電力会社からの電力供給を減らす「ピークシフト」を行うことで、電力消費を平準化することができます。 多数の人が平準化できれば、全体的な電力供給の削減になり、環境負荷の低減につながります。 また、家計においても時間帯別の料金プランを見直すことで、電気料金の削減になります。 補助金制度があります  蓄電池の導入には、区と東京都の補助金制度があります。  詳しくは、区ホームページ、クール・ネット東京ホームページ(http://www.tokyo‐co2down.jp/)をご覧ください。 タイトル かつしかの暮らしと文化162 戦争と寅さん  寅さん記念館(柴又6‐22‐19)に、寅さんが子どもの頃に空襲に遭った場面を想定した展示ブースがあります。 その展示を見ると、作家井上ひさしさんが著した『東京セブンローズ』(1999年文藝春秋刊)の一場面が浮かんできます。  『東京セブンローズ』は、台東区根岸でうちわ屋を営む主人公、山中信介が、昭和20年4月25日から昭和21年1月22日に書きつづった日記仕立ての物語で、戦時中や戦後間もない頃の葛飾も登場します。 ◆  ◆  ◆  山中は、戦時中の資材不足で本業のうちわ屋ができずにいます。 そんな時、根岸の町に「町内各家庭屎尿汲取延期のお詫び」という回覧板が回ります。 回覧板には、ふん尿を根岸から柴又2丁目・金町2丁目へ運搬する契約を結んでいるが、働き手が兵隊に取られ、牛馬までも徴用されて運搬手段がないために、葛飾の清掃業者がふん尿を根岸までくみ取りに来ることができない事情が書かれています。  この戦時下における便所事情を解決するために、山中はオート三輪を走らせ、根岸の町内のふん尿を柴又や金町の共同肥だめまで運ぶ仕事を請け負います。  ある日、運搬が終わり、江戸川べりでふん尿で汚れたオート三輪を洗っていると、2歳くらいのかわいい女の子を背負った、角張った下駄のような顔をしている7歳くらいの男の子と出会います。  男の子は、女の子がぐずると「こら、さくら、題経寺の御前様に噛み噛みしてもらふよ」と言っておとなしくさせるとあり、この会話から女の子の名前は「さくら」であることが分かります。男の子はおのずと誰であるか推測できると思います。 ◆  ◆  ◆  『東京セブンローズ』に描かれた戦時中の江戸川べりの男の子(寅)と女の子(さくら)がいる風景。 寅さん記念館の展示も同じように江戸川べりに寅とさくらの兄弟がいますが、情景は異なり、空襲の場面が描かれています。  柴又には、葛飾で唯一戦時中に使われた防空壕が山本亭(柴又7‐19‐32)に残っています。 また、昭和20年2月の空襲では、柴又の良観寺が焼失するなど、戦禍の記憶も刻まれています。 柴又を訪れた時、寅さんの子ども時代は戦時中だったことを寅さん記念館の展示で確認していただくと、柴又の風景がいつもと違って見えてくるのではないでしょうか。 (郷土と天文の博物館) タイトル 介護相談員を募集します  介護サービスを提供している施設を訪問し、利用者の相談に応じたり、利用者の希望・疑問などを介護サービス事業者に伝えていただく相談員を募集します。  派遣開始は9月(予定)で、任期は2年です(再任あり)。 【対象】 次の全てに該当する方 ▽区内在住で、平成26年9月1日現在67歳以下の方 ▽月4回決められた施設を訪問する活動を継続的にできる方(1回3時間程度、担当施設2〜4カ所) ▽決定後、6日間の介護相談員養成研修を受講できる方 (6月3日(火)〜6日(金)、7月11日(金)、他1日、または6月17日(火)〜20日(金)、7月30日(水)、他1日) ▽区内介護保険サービス提供事業所に勤務していない方 【募集人数】 2人程度 【謝礼】 1回の訪問につき2千円(交通・通信費含む) 【申込方法】 作文「私が考える高齢者の介護」(A4判横書き400字詰め原稿用紙千字程度)に住所・氏名・生年月日・職業・電話番号を書いた紙を添えて、4月10日(木)(必着)までに持参か郵送。電子申請可。 【選考方法】 作文選考の上、面接(5月中旬予定)。 【申し込み・担当課】 〒124‐8555葛飾区役所福祉管理課(区役所3階311番)   電話(5654)8243