2・3面 はなしょうぶコール 電話6758-2222 午前8時〜午後8時 年中無休 区ホームページ http://www.city.katsushika.lg.jp タイトル きんぼし挙げて次はさんやくになるぞ! 大相撲力士 千代大龍 秀政(ちよたいりゅう ひでまさ)さん プロフィール 1988年11月14日生まれ。小学生の時に白鳥相撲教室(葛飾区白鳥2‐18‐18)在籍。だいどう中学校卒業。日本体育大学卒業後、ここのえ部屋(東京都墨田区)入門。平成25年11月場所で11勝を挙げ、技能賞を初受賞。ひがしまえがしら2枚目(平成25年12月発表)。 わんぱく相撲から始まった相撲人生  小学6年生の時に奥戸の総合スポーツセンターで開かれた「わんぱく相撲」に出場しました。1回戦で負けて帰ろうとしていたところ、白鳥相撲教室の先生に「相撲をやってみないか」と声を掛けられ、教室に通うようになりました。  白鳥公園に土俵がある白鳥相撲教室では、屋根が土俵の上にしかないので、雪が降ったら土俵はぐちゃぐちゃ、雨が降ったら滑って泥まみれ。だからみんなが必死に土俵際で粘って強くなったと思います。  中学校は、相撲部のあるだいどう中学校に入りました。先輩たちはみんな強いし、僕は体が小さかったので一番弱かったです。高校に入ってからは身長が伸びてきて、試合にも勝てるようになってきました。 葛飾って、歩いている人、ほんとにいい人ばかり  葛飾にいるときは、つくだ煮屋の人、接骨院の人、ゆうろーど(亀有)を歩いているじいちゃん、ばあちゃん、みんなほんとにいい人ばかりで、よく話し掛けてくれて、うれしかったです。葛飾は、温かい雰囲気のある良いまちですね。今度、嫁を連れて行きたいと思います。 相撲を見に来て、ぶつかる音を聞いてほしい  勝ちか負けか、相撲は引き分けがなくて真剣勝負。リアルにぶつかる音が「ばちっ!」とすごいです。言葉では言えない迫力です。そして、個性ある化粧まわしも見ていただきたいです。僕のまわしはキン肉マンです。人それぞれ違うので面白いと思います。  特に、子どもたちにはもっと相撲に興味を持ってもらいたいと思っています。僕は中学生まではずっと補欠で、大学に入ってから強くなった経験があるので、弱い人の気持ちになって、いいアドバイスができると思います。少しでも僕みたいに相撲を取りたいと思っている子どもたちには、ぜひここのえ部屋に見学に来てほしいです。ちゃんこ鍋を食べながら、楽しくお話ししたいと思います。 もっと番付を上げて親方へ恩返ししたい  僕が大事にしていることは、稽古を休まないことです。前まではどこか痛いと休んでいたので、ここのえ親方(元横綱千代の富士)に怒られていました。親方の言う通り、基礎運動をしっかりしたら11月場所で11勝できました。「押し」を評価してもらって技能賞もいただけて、とてもうれしかったです。でもやっぱり番付を上げてここのえ親方に恩返しするのが何よりも先かなと思っています。まずは小結に上がって、大関、横綱と上をめざして頑張りたいです。皆さん、応援よろしくお願いします。 インタビューの模様を放送します JCNコアラ葛飾 (地上デジタル放送11チャンネル) 1月1日(水・祝)午後7時30分から 「葛飾新春スペシャルトーク」(再放送あり) かつしかFM(78.9MHz) 1月3日(金)午前10時から 「新春特別番組」 タイトル オリンピックという目標に向かって バレーボール選手 森谷 史佳(もりや ふみか)さん プロフィール 1992年4月7日生まれ。葛飾区宝町出身。ほうきづか小学校、共栄学園中学高等学校卒業。平成23年「パイオニアレッドウィングス」(山形県天童市)入団。 Vリーガー森谷史佳はこうして誕生した!  父がバレーボールをやっていて、小学3年生の時に、父の試合を見に行ったのがバレーボールを始めたきっかけです。両親がほうきづか小の友達を集めて、小さなバレーボールチームを作ってくれました。最初は両親が監督とコーチでしたが、小学5年生の時に外部から監督を連れて来てくれて、本格的に練習を始めました。  地元の共栄学園中学高等学校へ進学しましたが、高校での練習は本当に辛かったです。でも、この時期に、諦めない気持ち、強い気持ちを得ることができ、そのおかげで今の自分があると思っています。当時の恩師にも感謝しています。 選手として日々成長あるのみ  パイオニアレッドウィングスに入団した年に、V・プレミアリーグ最優秀新人賞をいただきました。  平成25年4月に全日本女子チームに選ばれたのですが、合宿に入る直前にけがをしてしまい、チームから外れました。「こんな時に何で!」と思いましたが、チームのみんなの支えで、とにかくけがを治さなければと気持ちを切り替えることができました。  ポジションはミドルブロッカーなので、ブロックと速攻を武器に戦っていきたいです。 目標は、オリンピック出場!  バレーボールを始めた時から、オリンピックが目標でした。6年後の東京オリンピックの時は、28歳。選手としてちょうどいい時期だと思います。精神面、プレー面を鍛えて出場できるように頑張りたいです。今の自分にはバレーボールしかありませんので、2年後のリオデジャネイロのオリンピックにも、努力して出場できるよう頑張りたいです。 葛飾の誇りになれるよう、精いっぱい頑張ります  実家に帰ると、知らない人からも「頑張って」と声を掛けてもらえて、すごくうれしいです。葛飾は温かい土地柄だと思います。葛飾の子どもたちには、バレーボールに少しでも興味を持ってもらい、その子どもたちの目標になれたらいいなぁと思います。そして、葛飾の誇りとなれるように精いっぱい頑張るので、関東で試合があるときは、ぜひ見に来てください! パイオニアレッドウィングス  「パイオニアレッドウィングス」は日本の女子バレーボールの最高位リーグ「V・プレミアリーグ」8チームのうちの1チーム。  森谷さんをはじめ、パイオニアレッドウィングスとV・プレミアリーグ試合情報はhttp://pioneer.jp/topec/sports/でご覧になれます。 葛飾は地球上で一番住みやすいまちじゃないかな タレント・百獣の王 武井 壮(たけい そう)さん プロフィール 1973年5月6日生まれ。葛飾区お花茶屋出身。修徳学園修徳中学校・高等学校卒業。陸上競技・十種競技の元日本チャンピオン。肉体派のアスリートタレントとして活動し、「百獣の王」をめざしている。ツイッターアカウント @sosotakei 子どものころから運動が大好き  僕はお花茶屋で生まれ、その後、青戸、亀有へ引っ越し、高校を卒業するまで葛飾で過ごしました。  子どものころからよく外で遊んでいたし、空手や柔道で体を鍛えていたので、同じ学年の子より体も強くて、足も速かったです。スポーツをして褒めてもらえるのがうれしくて、そういうのが自分の支えでした。  周りから見たら、いろんなスポーツに取り組んでいるように見えるのかもしれないけど、自分にとってスポーツは一つのもの。どのスポーツも同じだと思っています。自分の体を使って、それぞれのルールでゲームのように遊んでいるという感覚。スポーツの練習をするというよりも、僕の体を思ったように動かす練習をたくさんして、いろんなスポーツを楽しんでいます。 僕のふるさと葛飾  今でも自分は葛飾っ子だっていうイメージですね。下町育ちっていう自覚もありますし。自分の育ったまちは葛飾だって思っています。  葛飾はあったかくて、近所の人、友達のお父さんお母さん、先生方、いろんな人たちが「ちゃんと頑張れる大人になりなさい」って育ててくれたまちです。優しい人が多いしね。駄菓子屋のおばちゃんとかもいまだに僕がお店に行くと覚えてくれていて、「あら、壮ちゃん」なんて言ってお菓子くれたりして。そんなおばちゃんが、僕がテレビに出ているのを見て涙を流して喜んでくれたりするので、やっぱりうれしいですね。  葛飾にはいろんな恩恵を受けたので、何か葛飾に恩返しをしたいという気持ちがあって。僕で良ければ葛飾区の親善大使とか、多少なりともお力になれればと思っています。 葛飾はゆったりした、川の間の休憩場所  葛飾はどんな人でも住みやすいまちだと思います。下町葛飾っていうイメージのまんまの。あまり変なプレッシャーも感じないし、ゆったりした、川の間の休憩場所みたいな、そんなやわらかいイメージがあるから、のんびり過ごすには最適。何でもアリだなこのまち、人生なんでもいいんだなと思えるところが良いですね。ゆるい感じで。 今年も新しいチャレンジをしたい!  平成25年はすごく充実した1年で、いろんなお仕事をいただいて、テレビ番組にもたくさん出させてもらって、武井壮っていう人間をいろんな人に知ってもらえた大切な1年でした。40歳という節目の年でもあったので、自分の中でも成長できた年でした。  10月にブラジルであった世界マスターズ陸上でも、その様子をテレビで放送してもらっていろんな人が見てくれて、「元気が出た」とか、「俺もなんかやろうと思った」とか、そういうふうに心を動かしてもらったり、多くの人が喜んでくれたりしたことが、銅メダルを取ったことよりもうれしいことでしたね。  今はいろんな人が見てくださっているだけに、責任感みたいなものも感じています。平成26年は、僕の活動でより多くの人が元気になったり笑顔になったりしてもらえるように、僕自身が成長して、新しいチャレンジをできたらいいなと思っています。そして、「今年もまた成長できたな」と思える年にしたいです。 東京オリンピックは選手として参加したい  東京という僕が生まれ育ったまちで行われる世界最大のお祭り、大運動会に参加したいという思いがありますね。6年間あるのでそれまでに自分の体と技術を大事に育てて、世界のつわものたちと戦う準備を着々としていきたいです。オリンピックに葛飾区代表として出場できたら最高だと思いますね。葛飾生まれの百獣の王が、世界で戦う姿を見せられたらうれしいです。 明日の自分は今日よりも楽しい自分でいたい  毎日新しいことに挑戦していくことが楽しいですね。  大変なことはいっぱいありますけど、毎日楽しいと思えるからこそ、頑張れる。明日の自分はもっと頑張って今日より楽しい自分でいたいと思っています。 皆さん、葛飾での生活を楽しんで!  葛飾っていう言葉自体、自分の一部みたいに感じているところがあって、出身を聞かれたら「葛飾です」って今まで何回も言ってきたし、これまでいろんなまちで過ごしてきたけど、もしかしたら葛飾は地球上で一番住みやすいまちじゃないかな。  だから、そんな葛飾で「毎日自分の人生は素敵なんだ」と思って過ごしてもらえたら、もっと素敵な毎日が作り出せると思います。僕は葛飾にいたときはそういうことに気付くのが遅くて、好きなことに走り出すのも少し遅れてしまったんですけど、本当に大好きなことを頑張りだしてから、どんどん成長することができました。  葛飾はいろいろなことのスタートを切るのに寛大で、優しいまち。皆さんには、葛飾で過ごす毎日を存分に楽しんでもらいたいなぁと思います! サイン色紙プレゼント 高橋陽一(たかはし よういち)さん 千代大龍秀政(ちよたいりゅう ひでまさ)さん 森谷史佳(もりや ふみか)さん 武井壮(たけい そう)さん 【対象】 区内在住・在勤・在学の方 各1人 【応募方法】  ハガキに希望の色紙(一つ)・住所・氏名・年齢・電話番号・広報かつしかの感想を書いて、1月20日(月)(必着)まで(多数抽選)。 【申し込み】 〒124‐8555 葛飾区役所 広報課  当選者の発表は色紙の発送をもって代えさせていただきます。