3面 タイトル　葛飾区の財務書類４表 　本区では、一般会計および用地特別会計を対象とした決算と公有財産台帳などの計数を基礎として、財務書類４表を作成しています。 　対象年度は平成２４年度（平成２４年４月１日から平成２５年３月３１日）とし、平成２５年３月３１日を基準日としています。なお、出納整理期間内（平成２５年４月１日から５がつ３１にち）の入出きんも含めています。 注：きんがくについては、表示単位未満を四捨五入したため、合計がくが合わない場合があります。 タイトル　貸借対照表 　貸借対照表は、会計年度末（基準日）時点で、地方公共団体がどのような資産を保有し、その資産がどのような財源で賄われているのか、将来支払わなければならない負債がどのくらいかを表示しています。これにより、基準日時点における地方公共団体の財政状況を明らかにしています。 　平成２４年度の貸借対照表では、資産合計が１兆６，９９１億円、負債合計が６６７億円となっていますので、差し引きで純資産が１兆６，３２４億円となっています。 （単位：百万円） 資産の部 きん融資産　１０９，５６８ 資きん　５，９０８ きん融資産（資きんを除く。投資、債権等）　１０３，６６１ 非きん融資産　１，５８９，５５３ 事業用資産（有形固定資産、棚卸資産等）　４３４，３９１ インフラ資産（公共用財産用地等）　１，１５５，１６２ 繰延資産　０ 資産合計　１，６９９，１２１ 負債の部 流動負債　１１，１３５ 未払きん及び未払費用　０ 前受きん及び前受収益　０ 引当きん（賞与引当きん）　１，４４４ 預りきん（保管きん等）　１５ 公債（短期）　８，６７６ 短期借入きん　１，０００ その他流動負債　０ 非流動負債　５５，５６４ 公債　２４，４７５ 借入きん　２，８９９ 責任準備きん　０ 引当きん（退職給付引当きん）　２８，１９０ その他の非流動負債　０ 負債合計　　６６，６９９ 純資産の部 財源　２６，７８４ 資産形成充当財源　８，６０４ その他の純資産　１，５９７，０３４ 純資産合計　　１，６３２，４２２ 負債・純資産合計　　１，６９９，１２１ タイトル　純資産変動計算書 　純資産変動計算書は、貸借対照表の純資産が、１年間で財源とともにどのように変動したかをあらわしています。 　平成２４年度の純資産変動計算書では、前期末純資産残高（平成２３年度末）が１兆６，２１６億円、期末純資産残高（平成２４年度末）が１兆６，３２４億円となっていますので、差し引き１年間で１０８億円純資産が増加しています。 （単位：百万円） 前期末純資産残高　　１，６２１，６０７ 財源変動の部　１４，７８６ 財源の使途　マイナス１５３，８６７ 純経常費用への財源措置　マイナス１３９，７３１ 固定資産形成への財源措置　マイナス６，３０３ 長期きん融資産形成への財源措置　マイナス４，５６３ その他の財源の使途（直接資本減耗）　マイナス３，２７０ 財源の調達　１６８，６５３ 税収　３７，０２２ 社会保険料　０ 移転収入（補助きん等移転収入等）　１１４，９６８ その他の財源の調達（長期きん融資産償還収入元本分等）　１６，６６３ 資産形成充当財源変動の部　マイナス３，９７１ 固定資産の変動　マイナス１，２３０ 固定資産の減少（減価償却費・直接資本減耗相当がく等）　マイナス１０，２９８ 固定資産の増加（固定資産形成等）　９，０６８ 長期きん融資産の変動　マイナス３，１５９ 長期きん融資産の減少　マイナス７，７２２ 長期きん融資産の増加　４，５６３ 評価・換算差がく等の変動　４１８ 評価・換算差がく等の減少　０ 評価・換算差がく等の増加　４１８ その他の純資産変動の部　０ 開始時未分析残高　０ その他純資産の変動　０ 当期変動がく合計　　１０，８１６ 当期末残高　　１，６３２，４２２ タイトル　行政コスト計算書 　行政コスト計算書は、資産形成に結びつかない経常的な行政活動に係る費用（経常的な費用）と、その行政活動と直接の対価性のある受益者負担としての使用料・手数料などの収益（経常的な収益）を対比させ、受益者負担以外の財源で賄うべき行政コストを明らかにしています。 　平成２４年度の行政コスト計算書では、総行政コストが１，４４２億円に対し、経常収益が４５億円で行政サービスの受益者が負担したコストの割合は、３．１％となっています。 　また、経常収益から総行政コストを差し引いた純行政コストは、マイナス１，３９７億円となっており、この部分は区民の方々の税きんや国および東京都からの支出きんなどで賄われています。 （単位：百万円） 経常費用（総行政コスト）　　１４４，２４１ 経常業務費用　６５，０３０ 人件費（職員給料、退職給付費用等）　３０，３３４ 物件費（減価償却費、維持補修費等）　１６，１６７ 経費（委託費、かしだおれ引当きん繰入等）　１７，４５１ 業務関連費用（公債費利払分、資産売却損等）　１，０７７ 移転支出　７９，２１１ 他会計への移転支出　１５，０４８ 補助きん等移転支出　１１，４３１ 社会保障関係費等移転支出　５１，８８４ その他の移転支出　８４９ 経常収益　　４，５０９ 経常業務収益　４，５０９ 業務収益　２，５５１ 業務関連収益　１，９５９ 純経常費用（純行政コスト）　　マイナス１３９，７３１ タイトル　資きん収支計算書 　資きん収支計算書は、地方公共団体の行政活動に伴う現きんなどの資きんの流れを性質の異なる３つの部門に分けて表わしています。 　持続可能な財政収支バランス状態を示す基礎的財政収支は、経常的収支が１７５億円の黒字、資本的収支が１４５億円の赤字となっていますので、差し引き３０億円の黒字となっています。 　一方、財務的収支は、起債償還きんのくりあげ返済などが減となったものの、公債発行収入も減となったため、５５億円の赤字となっています。 　従って、３つの部門の収支である当期資きん収支がくは２５億円の赤字となりますが、前期からの繰越きんである期首資きん残高が８４億円あることにより、当期の期末資きん残高は差し引き５９億円の黒字となりました。 （単位：百万円） 経常的収支区分 経常的支出　１３８，６８２ 経常業務費用支出（人件費、経費等）　５９，４７１ 移転支出（社会保障関係費、他会計等）　７９，２１１ 経常的収入　１５６，２２７ 租税収入　３６，９６１ 社会保険料収入　０ 経常業務収益収入（経常収益、業務関連収益）　４，３０７ 移転収入（補助きん、他会計等）　１１４，９５９ 経常的収支　　１７，５４５ 資本的収支区分 資本的支出　２２，４３１ 固定資産形成支出　８，９４０ 長期きん融資産形成支出　１３，４９１ その他の資本形成支出　０ 資本的収入　７，９２０ 固定資産売却収入　１９８ 長期きん融資産償還収入　７，７２２ その他の資本処分収入　０ 資本的収支　　マイナス１４，５１２ 基礎的財政収支　　３，０３４ （単位：百万円） 財務的収支区分 財務的支出　１３，１８７ 支払利息支出（公債費利払分、借入きん支払利息）　５１７ 元本償還支出（公債費元本分、借入きん元本償還）　１２，６７１ 財務的収入　７，６５１ 公債発行収入　７，６４４ 借入きん収入（短期借入きん、借入きん）　０ その他の財務的収入　７ 財務的収支　　マイナス５，５３６ （単位：百万円） 当期資きん収支がく　マイナス２，５０３ 期首資きん残高　８，４１１ 期末資きん残高（期首資きん残高＋当期資きん収支がく）　５，９０８ タイトル　平成２４年度　財政健全化判断比率の状況 （単位：パーセント） 実質赤字比率 平成２４年度葛飾区　― 早期健全化基準　１１．２５ 財政再生基準　２０．００ 連結実質赤字比率 平成２４年度葛飾区　― 早期健全化基準　１６．２５ 財政再生基準　３０．００ 実質公債費比率 平成２４年度葛飾区　１．３ 早期健全化基準　２５．００ 財政再生基準　３５．００ 将来負担比率 平成２４年度葛飾区　― 早期健全化基準　３５０．００ １　実質赤字比率 　　一般会計および用地特別会計の収支赤字の標準財政規模（※）に対する比率です。本区では、収支赤字がくがないため、「―」を表記しています。 ２　連結実質赤字比率 　　一般会計および全ての特別会計（国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、介護保険事業特別会計、用地特別会計、駐車場事業特別会計）を含めた連結の収支赤字の標準財政規模に対する比率です。本区では、収支赤字がないため、「―」を表記しています。 ３　実質公債費比率 　　一般会計および用地特別会計が負担する地方債の元利償還きんなどのきんがくの標準財政規模に対する３カ年平均の比率です。前年度より０．２ポイント増加し、１．３％となりました。 ４　将来負担比率 　　一般会計および用地特別会計が将来負担すべき実質的な負債がくの標準財政規模に対する比率です。本区では、将来負担がくを上回る特定の財源が見込まれ、将来負担比率が算定できないため、「―」を表記しています。 　　１から４の財政指標が早期健全化基準以上の場合は、計画を策定し、指標が基準を下回るまで、改善が必要になります。また、１から３の財政指標が財政再生基準以上の場合は、計画を策定し、国などの指導のもと、改善を進めますが、本区においては、１から４のいずれの財政指標も国の基準を下回っています。 ※標準財政規模…特別区税など使い道が決められておらず、毎年度継続的に歳入されるきんがくの合計。 平成２５年度区民と区長との意見交換会会議録（要点筆記）を閲覧できます。　【担当課】　広報課　рT６５４−８１１４ 　【閲覧場所】　広報課（区役所２階２１１番）・区政情報コーナー（区役所３階３０４番）・図書館・地区センター。区ホームページからもご覧になれます。