vol.1 災害に負けないように今、備えよう(令和5年9月25日号)
葛飾区が災害に強いまちであることをご存じですか?
令和5年4月、葛飾区が進めている「浸水対応型市街地構想」の取組が、応募総数97団体の中から最高位となる強靭化大賞グランプリを受賞しました!
浸水対応型市街地とは、水害の恐れがあるときに、浸水しない地域に逃げる広域避難と、浸水しない高さに逃げる垂直避難を組み合わせて、誰もが水害から確実に命を守ることのできる環境を整え、水が引くまでの間、生活していくことのできる市街地のことです。
これに基づき、小・中学校の建て替えの際に、浸水しない高さに体育館や防災備蓄倉庫を作るなど、水害の時に避難できる場所の整備に取り組んでいます。
水害や地震などの災害に備えて、私たち一人一人ができることはあるのでしょうか?
例えば「生活用品の備蓄」があります。水害や地震などで避難生活を送ることになったとき、食料や水をはじめとした、生活に必要な物資が手に入りづらくなります。必要となる生活用品は、家族構成により異なるため、日頃から必要となる生活用品を考え、備蓄しておきましょう。食料については、缶詰やレトルト食品などの日持ちをするものを多めに購入し、古いものから使い、使った分を補充する「ローリングストック」を活用すれば、消費期限切れの無駄をなくすことができます!
昨年度の区民向け調査では、約6割の方が「災害に備えている」というデータがあります。災害はいつ起きるかわかりません。皆さんもこの機に災害への備えを再確認してみてはいかがでしょうか?
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