柔軟剤などのにおい製品によるアレルギーにご注意ください
近年、香料付きの洗剤や柔軟剤が人気ですが、洗剤や柔軟剤のにおいによるトラブルが増えています。
相談事例とアドバイスを紹介します。
事例1
柔軟材入りの洗剤で洗った洗濯物を室内で干したところ、においがきつく、咳が出るようになった。また、同じ洗剤を使ったタオルで顔を拭くと咳が止まらなくなった。洗剤を持って医療機関を受診したが、原因がわからなかった。
事例2
ベランダから入ってくる柔軟剤だと思われるにおいで、鼻や喉が痛くなり悩まされている。窓が開けられず換気扇も回せない。子どもにも同じ症状が出ているが、化学物質過敏症だろうか。
アドバイス
洗剤の香料などに含まれる少量の化学物質でもアレルギーを引き起こす場合があります。また、アレルギー以外にも皮膚のかゆみや頭痛、吐き気、ぜんそくなどの症状が出る化学物質過敏症を引き起こすこともあります。
においに敏感な方は商品を選択する際に、商品に記載された芳香の強さなどを参考にしましょう。
においの種類や強さの感じ方には個人差があります。自分が慣れたにおいは感じにくくなる傾向があるため、においを強くしようと使用量が徐々に増えてしまうことがあります。
自分にとって快適なにおいでも他人は不快に感じたり健康被害を受けることもあるということを認識し、使用量が過度にならないようにしましょう。
PDFファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方は、アドビ社のサイト(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
産業経済課消費生活センター
〒124-0012 葛飾区立石5-27-1
電話:03-5698-2316 ファクス:03-5698-2315
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。