葛飾中川かわまちづくり計画について
葛飾中川かわまちづくり計画について(登録)
本区では、高砂橋から上流におけるテラス整備などの実現に向けて、令和5年6月15日に、中川沿川地域の各団体で構成する「中川かわまちづくり協議会」と葛飾区の連名で「葛飾中川かわまちづくり計画」の登録申請を行い、同年8月10日付けで国土交通省のかわまちづくり支援制度に登録されました。
かわまちづくり支援制度とは
国土交通省が定める制度で、地域の「かわまちづくり」の取組を河川管理者が支援する制度です。
「かわまちづくり計画」が登録されることで、河川管理者は、支援制度に登録された計画に基づき、必要なハード施策・ソフト施策の両面から支援します。
計画の概要
本計画は、観光・休憩・展望・飲食拠点となる見晴らしデッキの整備や水辺の散策路となる管理用通路(テラス)の連続的な整備等を行うとともに、中川沿川の産官学連携イベント等による、まちと川が一体的となったまちづくりを図ります。さらに、本区が世界に誇るアニメキャラクター等を活かしたデザインの銅像や距離標等を設置することにより、地域住民の利活用の増進とともに国内外からも観光客が川を訪れ水辺を散策できるよう、回遊性の向上を図ります。
主な施策
【ハード施策】
・国土交通省:水辺の散策路となる管理用通路(テラス)、坂路、階段等の河川管理施設の整備
・葛飾区:賑わい拠点でのデッキ整備、ベンチ、照明、案内板、船着場の設置、河川空間までの動線整備等
【ソフト施策】
・国土交通省:「都市・地域再生等利用区域(※)」の指定を支援
・葛飾区:シェアサイクルの推進、キャラクターの活用等
・葛飾区、中川かわまちづくり協議会(地域住民及び民間事業者):産官学・官民連携によるまちづくり、
イベントの河川空間への誘導・実施、防災訓練、キッチンカーやオープンカフェの営業、舟運事業、
水上イベント等の実施、河川環境美化(花いっぱい運動、クリーン作戦など)の活動等
※「都市・地域再生等利用区域とは」
一般的に、河川の占用は公共性の高い利用に限られているが、市町村等の要望を受け、河川管理者が河川敷地を「都市・地域再生等利用区域」に指定することで、民間事業者がイベントやオープンカフェ、キャンプ場などの営利活動を常時行うことが可能となる。
整備スケジュール(予定)
国土交通省が進める水辺の散策路となる管理用通路(テラス)、坂路、階段等の河川管理施設の整備は、水戸街道の中川大橋より上流側両岸を第1期計画とし、具体的には、左岸側の三菱ガス化学沿いの新宿六丁目付近から、右岸側はアリオ亀有沿いの亀有三丁目付近から中川大橋までを概ね5年間で行う予定です。その後、審査の上、第2期計画として中川大橋から高砂橋までの両岸を整備する予定です。
葛飾中川かわまちづくり計画 登録伝達式
写真は左から、高砂地区町会連合会 石戸会長、柴又地区連合自治町会 矢作会長、青戸自治町会連合会 上原会長、青木葛飾区長、国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所 守安所長、金町地区連合町会 橋本会長、亀有地区町会自治会連合会 島田会長、新宿地区連合町会 佐藤会長
区長コメント
中川沿川では、各地区の特徴を活かしたお祭りや音楽イベントなどが盛んに行われています。
中川にテラスが連続的に整備されることで、それぞれの取組が繋がり、民間事業者や商店街などと連携することで、さらなる賑わいを河川空間へ誘導し拡大していきます。
さらに、この「葛飾中川かわまちづくり計画」の登録をきっかけに、新たなチャレンジとして、河川空間でのオープンカフェの設置や水上イベントの実施、区が世界に誇るキャラクター等を活用した観光かわまちづくりなどに取り組んでまいります。
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このページに関するお問い合わせ
調整課かわまちづくり担当係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所3階 301番窓口
電話:03-5654-6353 ファクス:03-3697-1660
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