同和問題と葛飾区の取組み
同和地区(被差別部落)の出身であることを理由とした差別が、就職や結婚など社会生活のさまざまな場面で、まだ残っています。区では、その解決に向けて取り組んでいます。
人は、自分の意思で、自分の生まれるところを選ぶことはできません。
それにもかかわらず、同和地区(被差別部落)とみなされている所の出身だという、ただそれだけの理由で、人生の大切な節目である就職や結婚をはじめ、社会生活のさまざまな場面で差別されることがあります。
この差別にまつわるさまざまな問題を同和問題といいます。
昭和40年の国に対する同和対策審議会答申では、「同和問題は、人類普遍の原理である人間の自由と平等に関する問題であり、日本国憲法によって保障された基本的人権にかかわる課題である」とし、「その早急な解決こそ国の責務であり、国民的課題である」と指摘しています。
葛飾区も、区の基本的な方向を定めている「葛飾区基本構想」の中で、「人権・平和・多様性の尊重」を区のすべての施策の基本とすることを明らかにし、「あらゆる差別や偏見がなく、全ての人の人権が尊重され、一人一人が持てる個性と能力を発揮して自分らしい人生を生きられるまち」を目指すとしています。
これらの理念を踏まえ、区では、同和問題の一刻も早い解決に向けて、さまざまな取組みを行っています。
同和問題に関する相談を行っています。詳しくは、お問い合わせください。
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人権推進課人権施策推進係
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