葛飾区子ども・若者計画を策定しました

　子ども・若者世代の置かれた現状を把握し、個別の状況に応じたきめ細やかな切れ目のない支援を地域全体で連携して推進することを目的に策定した計画です。
 

計画策定の背景・趣旨

　近年、子どもや若者に関する課題は深刻化し、子どもにおいては、虐待やいじめ、不登校などに加え、発達・適応の課題や貧困など、若者においては、若年無業者（ニート）やひきこもりなどの社会的な自立を巡る課題が指摘されており、従来の個別分野を越えた取組みが求められています。
　すべての子ども・若者は、家族にとっても、地域社会にとっても、大きな可能性を持つかけがえのない存在です。すべての子ども・若者が社会的に自立した個人となっていくため、健やかに成長し、困難を有するがゆえに夢や希望をあきらめることなくチャレンジできることが必要です。
　葛飾区では、これまでも様々な子ども・若者支援を実施してきました。本計画では、国等の動向を踏まえ、ライフステージ別の子ども・若者の健全育成と困難を有する子ども・若者を支援する施策を整理し、状況に応じたきめ細やかな切れ目のない支援を目指して、地域全体で連携して推進していきます。

計画の位置付け

　本計画は、「子ども・若者育成支援推進法」第9条第2項に基づく、市町村子ども・若者計画として策定するものです。また、計画の一部は「子どもの貧困対策の推進に関する法律」を勘案した子どもの貧困対策として位置付けます。なお、本計画は「葛飾区基本計画」（平成25年度（2013）～令和4年度（2022））を踏まえ、子ども・若者に関わる幅広い施策を対象とすることから、関連する計画と連携を図ります。

計画の対象

「子供・若者育成支援推進大綱」を踏まえ、0～39歳の子ども・若者を対象とします。

計画期間

平成31（2019）年度から令和6（2024）年度までの6年間

葛飾区子ども・若者計画の構成

・第1章 計画策定にあたって
・第2章 子ども・若者を取り巻く現状と課題
・第3章 計画の基本的な方向性
・第4章 施策の展開
　　基本方針1 子ども・若者の健全な育ち、自立を支援します
　　基本方針2 様々な困難を有する子ども・若者および家族を支援します
　　基本方針3 生まれ育つ家庭の事情に左右されない子どもの育ちを支援します
　　基本方針4 地域全体で支える環境を整えます
・第5章 計画の推進
・資料編
・取組み一覧

閲覧場所

　子ども政策課（区役所7階707番）、区政情報コーナー（区役所3階304番）、男女平等推進センター図書資料室（立石5-27-1ウィメンズパル内）、図書館
　区政情報コーナーでは、計画書を1部250円で販売しています。

音声版（デイジー版）CDについて

　図書館、男女平等推進センター図書資料室（立石5-27-1ウィメンズパル内）、区政情報コーナーで閲覧できます。区政情報コーナーでは、1部250円で販売しています。
　また、区内在住の視覚障害者1・2級の方で希望される場合は、無償で配布いたします。詳しくは、障害福祉課（区役所2階201番　電話5654-8302）へお問い合わせください。