広域避難

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ページ番号1032910  更新日 令和5年8月24日

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災害に備えて「広域避難」を考えてみましょう

広域避難

 広域避難とは、区外の標高が高い地域や浸水のおそれがない地域へ事前に避難することです。
 今後、地球温暖化の更なる進展により、これまでに経験したことのない大型の台風による高潮や、荒川と江戸川が同時に氾濫するような大規模水害が発生した場合、荒川沿川に位置する江東5区(葛飾区、江東区、墨田区、足立区、江戸川区)のほぼ全域が浸水することが想定されています。

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 荒川や江戸川沿川(家屋倒壊等氾濫想定区域)にお住いの方は、浸水により家屋の倒壊や流出の危険があります。
 また、浸水継続時間が1週間を超える地域も多く、浸水しない階に居住していても、長期間のライフラインの途絶等により、生活するのが困難な状況となります。
 特に、人工透析をしている方など、継続的な医療行為が必要な方は、区内における医療機関の機能維持が困難となり、命の危険があります。
 今一度、広域避難を含めた避難方法の確認を進めましょう。

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江東5区で発令する避難情報について

 大規模水害の発生が予想される場合、江東5区では早い段階(概ね3日前)で共同検討を開始し、広域避難に関する情報を発信します。
 ニュースなどで「広域避難」というキーワードが発せられましたら、いつもの災害とは違うことを認識し、広域避難を含め、命を最優先とした避難行動をとってください。

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広域避難施設について

 江東5区では、浸水しない地域の親戚・知人宅・ホテル、民宿や勤務先等への自主的広域避難を周知するとともに、国や東京都等と広域避難先施設の確保にも取り組んでおります。
 独立行政法人国立青少年教育振興機構(令和3年9月協定締結)を初めとし、現在は、その他、国立施設・都施設、大学、民間の大規模施設などの16法人と協定を締結しております。

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 【施設名】 国立オリンピック記念青少年総合センター (東京都渋谷区代々木神園町3-1)
 【施設概要】 宿泊施設や体育館等を備えた国内最大の青少年教育施設です。

治水対策の更なる推進について

 行政では、京成本線荒川橋梁掛替や荒川第二・三調整池の整備など、治水対策の更なる強化に向け、取組みを進めています。
 8月には、荒川沿川に位置する7区(葛飾区、江東区、墨田区、足立区、江戸川区、板橋区、北区)の区長より、国土交通大臣及び財務副大臣へ要望書を提出し、橋梁掛替の早期実現や更なる区との連携、地域の水防活動への支援などを求めたところです。 
 しかしながら、近年の地球温暖化に伴う気候変動の影響により、高潮や大規模水害が発生する可能性もありますので、万が一の時に備えて広域避難を含めた避難方法を考えてみましょう。

平時から

浸水リスクを確認しましょう

 浸水リスクについて詳しくは、「葛飾区水害ハザードマップ」や防災学習アプリ「天サイ!まなぶくん」などでご確認ください。

このページに関するお問い合わせ

危機管理課計画係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所5階 503番窓口
電話:03-5654-8572 ファクス:03-5698-1503
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。