お祭り等で食品を調理・販売するときの注意点
近年、お祭り等での食中毒事件が増えています。
平成26年7月に静岡市で開催された花火大会において、冷やしキュウリの提供による腸管出血性大腸菌O157の食中毒が発生しました。患者数510名、そのうち入院患者数は114名となり、O157が原因の食中毒としては過去10年間で最悪の事例となりました。
そのほかにも、餅つき大会でのノロウイルス食中毒など町内会でのお祭りや行事などで、食中毒が発生しています。
これらの事件に共通していることは、提供直前に加熱処理ができない食品を扱っていたことです。このような場合、加熱による殺菌ができないので、食中毒菌等がついていた場合、食中毒を防ぐことができません。
お祭りには、子供や高齢者も数多く参加するので、できる限り加熱済みの食品を提供するようにしましょう。
もし、このような食品を取り扱う際には、次のことに十分注意してください。
(1)体調の悪い人(下痢・吐き気・おう吐など)は食品に触れる作業に従事しない
(2)調理を始める前やトイレの後にはしっかりと手を洗う
(3)手袋を使用して直接食品に触らない
(4)野菜類はよく洗い、表面を次亜塩素酸ナトリウム溶液等で消毒する
(5)仕込みなどで前日に調理をしない
詳しくは、以下の添付ファイルをご覧ください。
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生活衛生課食品衛生担当係
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