飲み水に関すること
マンション等の貯水タンク(貯水槽)を衛生的に管理する方法や、浄水器の管理方法、水質検査について紹介しています。
マンション等の貯水タンク(貯水槽)を衛生的に管理しましょう
受水槽周りの点検
月1回、ひび割れ、汚水及び異物の混入がないか、防虫網の取り付け、周囲の整理整頓等について点検しましょう。
清掃
1年に1回定期に清掃しましょう。
水道水の検査
毎日水道水をきれいなコップに採り、色、味、におい、濁りについて調べましょう。
残留塩素(消毒薬の有無)についても調べましょう。
水質検査
年1回、水質検査を受けましょう。
なお、貯水タンク(貯水槽)の有効容量が10立方メートルを超えるものは、水道法で管理方法が定められています。詳しくは保健所にお問い合わせください。
カルキ臭(塩素臭)が気になる
塩素は水道水を消毒するために浄水場で入れています。これにより細菌などによる感染症の蔓延が防止されています。水道水からカルキ臭(塩素臭)がすれば消毒効果のある水ということができ、安心して飲める水であるといえます。
浄水器の管理
浄水器は水道水中に含まれる物質等を減らし、おいしい水をつくるために用いる水処理器具で、その多くはろ材として活性炭や中空糸膜を使用しています。
主なろ材の種類
- 活性炭
細かい穴が無数にあいた特殊な炭で、表面積が大きく水中の微量物質を吸着除去します。(残留塩素、有機溶剤、臭気物質等を除去します。) - 中空糸膜
中空になった細かい化学繊維を束ねたもので、0.01から0.1ミクロンの穴があいています。これがフィルターとなって粒子状の物質を除去します。(細菌、鉄などの濁り物質を除去します。)
ろ材カートリッジの適切な管理
- 浄水器内に細菌が繁殖することがあるので、朝一番の使い始めはしばらく水を流しましょう。
- ろ材カートリッジの交換は、取扱説明書に従って行いましょう。
- カートリッジにお湯を通すと、活性炭に吸着した物質が再び溶け出します。また、高温の湯は中空糸膜を傷めるので、行わないようにしましょう。
井戸水を飲用する場合は
井戸水の飲用適否(飲めるかどうかの判定)は、水道水と異なり通常の検査項目だけでは判定がつきません。地域の状況を判断しながら検査項目を選択する必要があります。
なるべく、水道水を飲むようにしましょう。
防災用飲料水の汲み置き
保存容器をきれいに洗い、水道水をいっぱいに満たしてしっかりふたをして冷暗所に保存します。
消毒用の塩素の効果は3日くらいは持続します。
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生活衛生課環境衛生担当係
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